禁煙外来

禁煙外来について

内科疾患において、喫煙はさまざまな病気のリスクファクターになります。例えば、心疾患・心筋梗塞・脳梗塞などの血管系、肺気腫・肺がんなどの呼吸器系の病気があげられます。禁煙することで、そういった病気の進行を予防することが可能になります。
当院では、健康保険等を使って禁煙治療を行うことが可能です。禁煙したいと考えている方は、まずは気軽にご相談ください。

保険治療ができる禁煙外来

当院では、飲み薬(チャンピックス)と禁煙補助薬であるニコチンパッチの処方を保険で行っています。患者さまの症状を診ながら、最適な方法を提供しています。

保険対象になるのか、ならないのか

保険で処方箋を発行するためには、スクリーニングテストで対象になる必要があります。ニコチン依存の高い人、ブリンクマン指数(喫煙本数×禁煙年数)が200以上の方が対象です。
例えば1日20本×15年であれば数値は300となります。ご自身でまずは計算してみてください。

患者さまの保険適用条件について

・すぐに禁煙しようと考えていること
・保険適用は1年に1回だけ
禁煙外来は1回が12週間と決まっています。12週間の間に禁煙できない場合は、それ以降は保険がききません。
当院の成功例は全国平均と同じ7割ほどです。
ほとんどの患者さまは8週あたりで禁煙に成功しています。
・喫煙係数(ブリンクマン指数)が200以上
・ニコチン依存度テストが高値(喫煙者はほぼ全員が高値になります)

保険診療ができる医療機関の条件

医療機関が保険診療で禁煙外来を行うには、医療機関側にも厳しい条件が設けられています。大阪府内において、保険診療ができる医療機関はまだあまり多くはありません。当院では、保険適用の治療を行うことができるので、安心して受診していただくことができます。

条件
禁煙治療の経験を有する医師・専任の看護師がいること
呼気中一酸化炭素濃度測定器を備えていること
医療機関の敷地内は禁煙であること
喫煙をやめることができた者の割合を報告すること

飲み薬 チャンピックス

当院で処方できるものは、飲み薬(チャンピックス)と禁煙補助薬であるニコチンパッチの 2種類です。
チャンピックスは、日本初のニコチンを含まない経口禁煙補助薬です。1日2回、12週間投与します。効果としては、喫煙することで得られる満足感を抑制し、禁煙に伴う離脱症状およびタバコへの切望感を軽減します。

使用方法
1週目 禁煙予定開始日を決定し、その1週間前から服用を始めます。
     1~3日目は0.5mg錠を1日1回(食後)
     4~7日目は0.5mg錠を1日2回(朝・夕食後)
2週目 8日目に禁煙開始。
     8~14日目は1mg錠を1日2回(朝・夕食後)
     1mg錠1日2回の投与を12週まで続けます。
12週目 健康保険適用のチャンピックス投与は終了です。
ここで禁煙に成功した患者さまは、長期間の禁煙をより確実にするため、必要に応じて1mg錠を1日2回、さらに12週に渡り投与することができます。

張り薬 ニコチン置換療法

ニコチン置換療法は、8週間ニコチネルTTS(ニコチンパッチ)を体に張ります。体に貼ったニコチネルTTSから、ニコチンを補給し、徐々にニコチンの量を減らしながら禁煙による離脱症状を軽減していくものです。
タバコをやめる上で最も大切なことは、患者さま自身の気持ちです。どんなことがあっても二度とタバコは吸わないと、宣言し、実行してください。

禁煙を開始すると、ニコチンの欠乏により離脱症状が出始めます。離脱症状とはイライラやタバコが吸いたくなるなどの症状です。
自分の意思で禁煙しようとした場合、離脱症状が強いとなかなかやめることができず成功率も低くなります。
ニコチンを補給しながら禁煙ができるニコチネルTTSを使用した場合、離脱症状が軽減されるため、成功率が極めて高くなる特徴があります。

ニコチネルTTSの標準使用スケジュール
  • 禁煙開始日から4週間、1日1枚ニコチネルTTS30
  • その後2週間、1日1枚ニコチネルTTS20
  • その後2週間、1日1枚ニコチネルTTS10
貼り方についての注意点
  • 1傷や皮膚病のある場所、ベルトライン、体毛の濃い部分は避けること
  • 2皮膚刺激を避けるため、毎日貼る場所を変えること
  • 3繰り返し同じ場所に貼るのは避けること
  • 41度貼ったら24時間外さず貼り続けること

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